卓上カレンダーをノベルティにして効果を上げるための基礎知識

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ノベルティとして何を選ぶかで悩んだときに卓上カレンダーが候補として挙がることがあるでしょう。卓上カレンダーは比較的手配しやすく、販促効果がよく得られるノベルティとして注目を浴びるようになりました。

どのようなメリットがあるかという視点を切り口にして、効果を上げるためには何が必要かを理解しておきましょう。

卓上カレンダーを使うメリットを知ろう

卓上カレンダーがノベルティとして優れている理由は二つあります。一つ目はノベルティに求められている販促効果が高いことが多いからです。ノベルティは使ってもらわなければ基本的には意味がありません。何度も企業の名前やロゴマークなどを目にしてもらい、潜在意識の中に刷り込むことができると購買意欲を掻き立てたり、他製品との選択で迷ったときに自社製品を選んでくれたりするようになります。

平たく言えば、よく見聞きする会社だから、この会社が製造あるいは販売している製品を買おうと思ってもらうためにノベルティを配っているのです。

カレンダーは日常的に日にちを確認するときに目を向けてくれます。卓上カレンダーの場合には手元に置いているのが一般的で、予定を書き込んで使う人も大勢いるでしょう。1日に何回も見てくれるので、たとえ端の方であっても企業名やロゴマークが入っていればいつの間にか記憶の片隅に入れてくれます。

企業名が長いと覚えられないこともありますが、文字列の形を覚えていてなんとなく見たことがあるという印象を持ってくれることもあるでしょう。

何度も見てくれる可能性が高いことで販促効果が上がりやすいのです。二つ目の理由は長期的な販促効果を期待できるからです。卓上カレンダーは手帳などと同様で使い始めたら一年間ずっと使い続ける場合がほとんどです。

そのため、配布した直後だけでなく、向こう一年は販促効果が続くと考えられます。多少単価が高かったとしても、何度もノベルティを作って配布する目的のイベントを実施するよりもトータルで見れば安上がりになるでしょう。

このような観点からも卓上カレンダーを使うメリットが大きいと考える企業が増えているのです。

ノベルティに名前を入れる理由と入れ方を確認しておこう

既製品をまず検討してみよう

ノベルティとして卓上カレンダーを用意するには既製品に名入れをする方法と、オリジナルカレンダーを作る方法の二つがあります。どちらの方が良いのかわからないという印象を持っているなら、まずは既製品から検討してみましょう。

既製品の種類もかなり多く、様々なデザインのものがあるので企業イメージに合っているものが見つかるかもしれません。また、名入れが可能なスペースも製品によってかなり違い、端の方に少しだけロゴを入れられるものもあれば、全体の五分の一くらいのスペースが名入れ可能になっているものもあります。

どんな情報を盛り込みたいかに応じて適切なものを選び、美しく名入れをすれば魅力的な卓上カレンダーが仕上がるでしょう。既製品の場合にはオリジナルカレンダーを作るのに比べると単価が安いのが最大のメリットです。

また、デザインをするための労力や費用もかからないという点でも優れています。製造のためにかかる期間も短くて済むことから、スピーディーにノベルティを手配しなければならないときにも魅力的な候補です。ただし、効果についてはやや問題があります。

他社も同じ既製品を選んで作る可能性があるため、競争力が低いという点で問題を生じ得るということは念頭に置いておきましょう。

オリジナルカレンダーを作って効果を上げよう

より効果の高い卓上カレンダーをノベルティにしたいと考えたらオリジナルカレンダーを作るのが良い方法です。完全に一から作るのは難しくても、テンプレートから作れば比較的簡単でしょう。カレンダーの製造を行っている業者に相談すると、典型的なテンプレートを紹介してもらうことができます。

その中から希望のものを選び、デザインを仕上げてしまえば小ロットでも大ロットでも製造してもらえるでしょう。オリジナルカレンダーにするとコストはかかりますが、販促効果は大幅に高められます。名入れをするだけの場合と違い、デザインから自社カラーを出すことができるからです。

自社製品の写真でデザインを作り上げることもできるでしょう。卓上カレンダーをいわば宣伝広告媒体として活用できるので、デザインの工夫次第で大きな効果を生み出すことが可能なのです。秀逸な仕上がりにすればコストパフォーマンスはかなり上げられるでしょう。

ただし、デザインをするのに時間も労力もかかるため、担当する人材を確保できるかどうかはよく吟味した上で手配を始める必要があります。

ノベルティとして使う時期を考えよう

卓上カレンダーをノベルティとして使うときには時期に気をつけなければなりません。新しい卓上カレンダーを選ぼうと考えるのは年末年始の時期なので、年末までには配り終えるようにしなければ効果が発揮されないでしょう。

カレンダー配りは早い企業では11月末頃から始めていますが、ピークになるのは12月の中旬です。この時期までには十分な数の手配をしておき、どのようにして配るかの計画も立てておきましょう。時期を逃してしまうと受け取ってもらえなくて廃棄処分しなければならなくなる可能性があります。

ノベルティの中では単価が高い方なので無駄があまり生じないように手配するのも肝心です。

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効果が上がらない原因を知ろう

卓上カレンダーをノベルティとして配ってみたけれどあまり販促効果が上がっているようではなくて困ってしまうケースもあります。効果が上がらない原因として多いのは使ってもらえなかったというものです。競合するように多くの企業が卓上カレンダーをノベルティとして制作し、年末頃に配っている状況があります。

受け取った消費者が使うのは一つか二つくらいなので、そこで選んでもらえなかったら全く効果を成さないのです。どのような視点で卓上カレンダーを選んでいるかを理解して調達するのが重要でしょう。基本的にはデザインを重視する人と、機能性を重視する人の二通りに分けられます。

お気に入りのイラストや写真が多いからこのカレンダーにする、あるいは書き込めるスペースが多くて目障りにならないからこの方が良いといった形で選ぶのが通例です。ターゲットをどんな人にするかを考えた上で、魅力がある卓上カレンダーに仕上げるようにしましょう。

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